やっぱり男たるもの2面性にあこがれるじゃないですか?
学校にテロリストが来た時に、不良がガタガタ震えてるところさっそうと日ごろ地味だった自分がテロリストの銃を奪って解決とか
ウォルター・C・ドルネーズ
物腰は極めて穏やかにして万事に通じ、時にはジョークを披露する道化を演じながら「老いすら楽しむのが紳士(ジョンブル)の嗜み」とする表の顔と、かつてヘルシング家に牙を剥く輩を容赦無く抹殺していた裏の顔を併せ持つ。
とかね。そんな世の中の男子にぴったりな設定な映画が先日公開されたんですよ
ザ・コンサルタント(予告はこちらから)
田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフに舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。 彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。 その日から、何者かに命を狙われるウルフ。 実は彼は、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る裏社会の掃除屋でもあったのだ・・・
職業 会計コンサルタント・本業 腕利きの殺し屋・謎の掃除屋
天才的な頭脳・無敵の暗殺術
き、きた~~~。もうドンピシャですよね。びんびん中2病設定を盛り込んできます。早くみたい!ううっ静まれ俺の邪気眼
まあさっそく公開日に見てきたんですよ。
以下感想(ネタバレ含みます)
イメージと全然違う・・・
いやね、表の職業を活かしつつ裏ではバンバン暗殺業務をこなしていく痛快アクションかと思ったんですよね。どちらかというとヒューマンドラマに近いものでした。
主人公は高度のアスペルガー症候群でして父親と健常人の弟と一緒に暮らす→父親は後に死別、弟とも生き別れる。
アスペルガー症候群だから数字にめちゃ強い→会計士
アスペルガー症候群だから将来辛い思いしないように父親が兄弟そろって格闘術、殺人術を叩き込む→強い
父親むちゃくちゃですからね。苛めっ子の集団が帰る途中に車で乗り付けて「復讐してこい」→主人公ダッシュ、苛めっ子ボコボコ→弟に「行け!」→弟も猟犬のように飛び出して苛めっ子ボコボコ
主人公が強いのはアスペルガーに強制的に格闘術を詰め込んだ結果という...結構重くね?
映画もアクションメインというよりストーリーが結構メインです。最後のアクション以外は主人公強すぎて一撃で敵が死んでいきますからね。
ラストまでは結構面白かったんですけど、ラストのもやっと感が結構・・・
主人公を追う捜査官→主人公を突き止めるも結局逮捕せず、情報を貰う立場に
黒幕に雇われた敵の暗殺者のボス→主人公の弟、部下全員殺されたのにお互い兄弟と気づいてなぜか殴り合いで和解。
うーん、この弟と再開のくだりいりますかね?ラスト直前にかなり唐突で伏線も何もないのであっそうなんだっていう感想しかなかったんですよね・・・
総評
ラストを除けばストーリーも割りと楽しめると思いますが予告編で感じる爽快感ストーリーとはやや違います。
ituneでレンタルしよ。